性能

断熱性

木の断熱性能はアルミサッシのアルミ材と比べると部材の断熱性能は1000倍以上優れていますし、樹脂サッシとの比較でも木製サッシが優れています。

実際のサッシの断熱性能は使用するガラスの断熱性能に左右されますので木製サッシ、樹脂サッシはガラス性能値より少し勝る程度、アルミサッシは使用ガラス性能以下になる場合が多いです。

お客様のご要望に沿うように断熱性能の高いペアガラスやLow-Eでのペアガラス、防犯合わせガラスへの対応ができますので申しつけください。

耐風圧性

強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能(JIS A1515)

JIS等級としてS-1~S-7が定められております。

建設されます地域、建物の高さで要求性能が計算されますので、各物件に合わせて必要な耐風圧性能を保持する木製サッシを提供させていただきます。

JIS等級 等級との対応値
S-1 800Pa
S-2 1200Pa
S-3 1600Pa
S-4 2000Pa
S-5 2400Pa
S-6 2800Pa
S-7 3600Pa

水密性

屋内への雨水侵入をどの程度防げるかを示す性能(JIS A1517)

JIS等級としてW-1~W-5が定められており、弊社製品はW-3~W-5を満たしております(窓の開閉方式によりW-5を満たせずW-3およびW-4の製品もあります)

JIS等級 等級との対応値
W-1 100Pa
W-2 150Pa
W-3

250Pa

W-4 350Pa
W-5 500Pa

気蜜性

サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能(JIS A1516)

JIS等級としてA-1~A-5が定められており、弊社製品はすべてA—4等級を満たしております。

JIS等級 等級との対応値
A-1 120m3/h・m2(10Pa加圧時)
A-2 30m3/h・m2(10Pa加圧時)
A-3

8m3/h・m2(10Pa加圧時)

A-4 2m3/h・m2(10Pa加圧時)

断熱性

屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能(JIS A4710)

JIS等級としてH-1~H-5が定められており、弊社製品はペアガラスを用いればH-5を満たしますが、近年はより高い断熱性能を求めるためにLow-Eでのペアガラスなどを採用されるケースがほとんどです。

JIS等級

等級との対応値

熱還流抵抗値(R)

H-1 0.215m2・K/W以上
H-2 0.246m2・K/W以上
H-3

0.287m2・K/W以上

H-4 0.344m2・K/W以上
H-5 0.430m2・K/W以上

*熱還流抵抗値(R)はK値(Kcal/m2・h・C)の逆数に係数0.86を乗じた数値。R=1/K値x0.86

遮音性

屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能(JIS A1416)

JIS等級としてT-1~T-4が定められております。使用するガラスの面密度、ガラス仕様により性能値が変わりますため、遮音性を要求される場合はご相談ください。(ガラスを使用する限りT-3等級程度が限界となります、T-4以上を求める場合は特殊な防音ガラスを用いるか、ガラスを用いずに板貼りの仕様などになります)

JIS等級 等級との対応値
T-1 25dB以上(500Hzの透過損失)
T-2 30dB以上(500Hzの透過損失)
T-3

35dB以上(500Hzの透過損失)

T-4 40dB以上(500Hzの透過損失)

*JIS遮音等級線は16の周波数帯域に数値規定があります。(本表は代表的な音域での遮音性を記載)

防火性

建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性を表す性能(建築基準法第62条64条、および建築基準法第2条第9号)

建築基準法により定められた地域においては、開口部の設置場所により防火設備に適合する窓(戸)を使用する必要があります。防火設備認定品にはサッシサイズ、使用する金物・ガラス種類に制限があり、ご検討される際にはご相談ください。

窓種
開閉タイプ
枠外最大サイズ
認定番号
ヘーベシーベ 引き違い・片引き W2600xH2300 EB-0096
たて滑り出し窓/片開き窓 たて滑り出し/外開き W1200xH2300 EB-0082
たて滑り出し/外開き窓 両開き W2400xH2300 EB-0082
滑り出し窓/突き出し窓 横滑り出し/突き出し W1400xH1400 EB-0054
ドレーキップ 内開き・内倒し W1000xH2300 EB-0068
フィックス 嵌め殺し W1400xH2300 EB-0040

*サイズは枠外サイズ

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