木製サッシとは

窓の歴史として、昔はほぼ木製の窓しかありませんでした。

そこから、日本ではスチール製、アルミ製のサッシが主流を占め、

欧州では断熱性能に優れた木製サッシの熟成、後に樹脂サッシへと移行してきました。

いま日本で製造される木製サッシは、欧州の完成されたスタイルの木製サッシを

水廻りを中心に日本の気候条件に対応させた木製サッシといえます。

 

素材として木はアルミ材に比べて1000倍以上の優れた断熱性能を持ち、大開口への強度上の対応も可能です。

性能以上に、木には採用することで住環境のなかで得られる安らぎ、暖かみがあります。

これは金属系のサッシでは成しえない空間となります。

 

木製サッシのデメリットとしては、定期的な再塗装が必要となります。

ご採用の際にはご理解の上でお願いします。

建物の外部面に木質系の素材を用いる場合、木製サッシに限らず(外壁の板貼、ウッドデッキなど)

紫外線と雨水にさらされダメージを受けます。

木材保護塗料を用い着色塗装をした製品を出荷しておりますが、

それでも直射日光があたる配置では3~5年毎に再塗装を行う必要がありますことをご了承ください。

(建物の北面や大きい庇に守られ紫外線の影響を受けにくい箇所では

10年以上再塗装の必要がない場合もありますが、立地条件によるため平均的な事例です。)

 

弊社は、お客様に末永く木製サッシをお使いいただけるために、

木材は耐腐食性能の高い材種で優良なグレードの木材を使用、

原則として木材保護塗料を用いた塗装品を納入、

そして安心してお使いいただけるシステム金物を採用しております。

 

木製サッシをより良くお使いいただけるよう、最善の収まり・施工をさせていただきます。

 

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